来年もよろしく!
2023-12-30
2023-12-12
Down Under
なかなか休みにくい状況ではあったんですが、4日休暇を取ってシドニーに行って来ました。
昨年のパリではちゃんとした食事はほとんどできなかったので、今回は食事もしっかりしたいと思います。クラフトビールが充実しているようで楽しみです。
まずは機内で準備運動をしっかりします。
この日は20時着の便だったのでオペラハウス付近をウロウロして終了です。
2日目、市内探索です。
朝食はbills darlinghurstで。
多分ここもパリのアンジェリーナのように観光客はまず行くんでしょう。
俺は日本にあることすら知りませんでした。
アイコニックな2品をもれなくオーダー。
うまいかどうかと言うとこのような朝食を食べる習慣がないので評価はできません。
ただ店や街の雰囲気がとてもよく、また従業員の学生さんでしょうか、気さくかつ陽気で非常に居心地がいいです。
ソーセージやベーコンがあるので朝食だろうが何だろうが頼まずにはいられません。
店やホテルだと大体ひと缶ひと瓶で1,000円くらいですね。後ほど店で買ったら500円くらいです。
いい気分で街まで電車で戻ります。
各所にクリスマスデコレーションがあるので巡ってみます。
まずはQVB。いわゆるショッピングモールだと思います。
ツリーの手前で中学生か小学生の子たちがクリスマスソングを歌っていました。
孫が出ているのよ、とおばあちゃんが得意げに話しかけてきました。ほっこりしますね。
ここのツリーはシドニーでも有名なようです。
スーパーでお土産を物色したりしながらウロウロ、少々歩き疲れたのでホテル近くの雰囲気の良さそうなバーで休憩。
この時14時ごろ、メチャクチャ混んでます。
後で聞いたらオーストラリアはアーリーフライデーと言って金曜日は午前だけで早退する習慣があるようです。
日頃から時間効率を追っていけば主業は週4日、もしくは4.5日くらいが適当だと思っているので、ものすごく羨ましく感じました。
ビールの種類が多く気楽に入れるので俺は気に入ったのですが、何せ混んでいて店員の対応が悪く娘は終始ご機嫌ななめでした。
その後2度ほど誘ってみましたが首を縦に振ってくれることはありませんでした。まあまあ頑固です。
一旦ホテルに戻り、サーキュラーキー周辺で昼食兼晩御飯の店を物色。
娘の希望でオージービーフが食べられる店を探しましたが、この時16時ごろでほとんどの店が休憩時間になっており入れません。
オペラハウス近くのSearock Grill on Sydney Harbourがやっている、とのことで速攻向かって無事入店。
こちらも団体客がおり、タトゥーの入ったお姉さんは何だかご機嫌斜め気味。
負けじとじっくり選んで注文しました。
と言ってもドリンクとTボーンステーキとガーデンサラダ。
大したチョイスじゃありません。娘は骨込み500gのステーキをペロッと食べていました。
俺はデカいガーリックトーストとサラダでビールを飲みました。
団体客が帰りお姉さんも落ち着いたようでビールをお替り。幸せなひとときでした。
この後、LUNA PARKに向かいました。
入場無料、シドニーの花屋敷です。
ゲートのこの顔が「映える」そうです。
クリムゾンキングの宮殿にしか見えません。娘に言っても無視されるだけなので黙っていました。
St Mary’s CathedralLUNAPARKからの帰りはフェリーにしました。
気持ちいいですね。フェリーで移動するのいいと思いました。
オペラハウスはここから見るのが一番よかったかな。
この日わかったことが一つ。
オーストラリア、スーパーやいわゆるコンビニではアルコール売っていないんですね。
ボトルショップという名称の、決められた店でしか買えないようです。
どこでも買える日本の感覚だと途轍もなく不便です。
外国人が渋谷の路上呑みを拡散している、というニュースをよく耳にしますが、確かにオーストラリア人が取り上げられていることが多かった気がします。
2日程度でかなりの渇望感を感じていたので、確かに日本は聖地です。
と言ってもダメなもんはダメだけどね。
3日目。
この日は娘の希望でボンダイ・ビーチへ。
朝食はこれまた娘レコメンドのbourkestreetbakeryで。
着いたのが10時ごろだったので口コミおすすめのものは売り切れたのか全く見当たらず、炭水化物コンビとコーヒーですが、店内メニューにアイスコーヒが見当たらないのでアイスモカを。
改めてテラスに出て気づいたのですが、いわゆるアイスコーヒーのブラックは外のタップからセルフで入れるようです。
ちなみにオーストラリアではブラックコーヒーはロングブラックと呼ぶそうです。
ホットもアイスもなのかな。
また慣れない欧米風の朝食を経てボンダイへ。
ボンダイビーチ着。
海に入る気は全くない娘とビーチに行って何をするんだ、という話です。
合わせてこの日、なんと気温43℃!!
着いて、ええ感じの場所で何枚か写真を取って帰路に着きます。正味1時間いなかったかな?
それにしても43℃って💦
昼過ぎにはシドニー中心部に戻ってきたので市内探索しました。
礼拝か結婚式があったようですが、ビジター席?の後部には入れてもらえました。
軽い食事をbettysburgersで。
夜があるので一つをカットしてもらいました。
ビールがあったので迷わずオーダー。ポップなデザインです。ハンバーガーは日本のものと違って肉料理、という感じで旨いです。
この日の晩御飯はホテルから紹介してもらったManta。
ウルムルーベイのマリーナ沿いにあり、気持ちがよさそう。
2日前、Searock Grill on Sydneyで隣のテーブルで見たものが食べたい、と言うのでSeafoodPlatterをまずオーダー。
あとは店員さんレコメンドで一品、ワインもソムリエレコメンド。
で、こんな感じ。
日本でいう刺盛り、というところでしょうか。
味は決して悪いわけではないのですが、ビジュアル重視な気がします。
旬含め魚の味を引き出す、というか繊細さでは日本の方が優れている気がします。
249豪ドルですからなかなかです。日本でこの値段の刺盛りを頼んだら途轍もない量が出るか、かなりのクオリティになりそうです。
しかしロケーション含め楽しさ、爽快さは満喫できました。
娘は一滴も飲まないのでワイン1本1人で空けて、かなりいい気分です。
若干の頭痛と共に4日目の目覚め。
この日はブルーマウンテンズのツアーに参加です。
8時過ぎにマリオットホテルのロビーに集合。JTBの日本人ガイド付きの手配ツアーなので基本参加者は日本人のみです。
前日までのピーカンが嘘のような朝からの霧雨模様でしたが、ツアーには全く支障がないようです。
まずはSydney Zooです。
時間は50分なのでオーストラリアのエリアに絞って鑑賞します。
色々いましたが何と言ってもコアラでしょう。
結構な頭数がいるようです。追加20ドルを支払って近接で写真が撮れます。娘は抱っこしたがっていましたが、コアラのウェルフェアを重視しニューサウスウェールズ州やビクトリア州では抱っこはできないそう。
コアラは夜行性でかつ1日20時間寝ているそうで、人間が活動する時間は多く寝ている時間なんですね。わざわざ起こすことは間違っている、ということでしょう。
非常にいい考え方だと思います。日本はまだまだ万事経済合理性が重視されているので、いい加減発想を変えなくては、と痛感しました。
ワラビー。
オーストラリアには50種類以上のカンガルーがいるそうです。
素の顔が笑って見えるクオッカもどうやらここにいたようですが探せませんでした。
カモノハシも見忘れた!
その後ブルーマウンテンズに向かいますが、霧が濃くなってきたので景色を楽しむLINCOLN’S ROCKは後回しにし、SenicWorldを先に。
2つのロープウェイと急傾斜のトロッコ列車でブルーマウンテンズの一部を堪能する、という趣向です。
あいにく山間を移動するケーブルウェイは霧が深く景色は見られませんでした。
ただその後のレイルウェイは急傾斜を原生林に突っ込んでいく感覚があり、まさにジュラシックパークのようで非常に面白かったです。
降りてから散策をしたのですが、ちょうどDINOSAUR EXPERIENCEというのをやっていて、原生林のそこかしこに恐竜の模型が設置されており、これは少々興醒めでした。
自然のままの方がイマジネーションが膨らんで良かったと思うのですが、ガイドさんも言っていた通りオーストラリアには大きなテーマパークはないらしいので、こういう仕掛けが喜ばれるというか、必要なのかもしれませんね。
昼食はセットの食券でフィッシュ&チップスとビール。
その後ブルーマウンテンズの見どころの一つ、The Three Sistersがよく見えるエコーポイント展望台へ。
魔物に狙われた三人娘を父親が岩に変えた、という伝説があるそうです。
天候が回復してきたので最初に行く予定だったLINCOLN’S ROCKへ。
尖った絶壁に腰掛けて写真を撮るもんだそうです。
見た瞬間、股間が縮むような感覚がありとても無理です。
ツアー参加者では俺以外8名全員がやっていましたが、嫌なものは嫌です。
パノラマ写真で十分です。
娘が撮ってもらった写真を見ましたがまた股間がざわっとしました。
この後ルーラの街に立ち寄ります。
観光客向けの地元の小さな商店が集まった商店街、と言ったところでしょうか。
可愛らしい街並みです。写真撮り忘れたな。
ここで本日の行程は終了。
自然の素晴らしさに加えてガイドの方の巧みなコースさばき、含蓄のある話がさらに魅力を増してくれました。
オーストラリアで炭鉱作業員の働き口を紹介してくれる、年収は1300万ということで頼みそうになりました。
ともあれ非常に濃厚な1日を過ごさせてもらいました。
最終日予約した便に乗れないかも、と心を乱される場面がありましたが、なんとか乗ることができ、無事帰路に着くことができました。
4泊5日と短くはあったが、いい旅行だったな。
旅はいいです。
次はニュージーランドかなー。