2020-07-19

Daddy,Brother,Lover,Little Boy

アオテアロア第6節。
Hurricanes vs Blues、Chiefs vs HighLanders。
ウェリントンでのBlues戦ということでボーデン、ブーイングされまくっていましたね。
牧歌的なイメージがあるNZラグビーで聞き慣れない大ブーイングは逆にボーデンの離脱がいかに大きなインパクトだったかということを表しているのかな、と思いました。

ゲームはというと概ねHurricanesペースだったと思います。
Bluesがセカンドロー以降3人がセカンドチョイスメンバーだったということによるのか、Hurricanes前半はインサイドパスで内を狙いまくっていました。
逆にBluesはポゼッションよりテリトリーを選択していたのが観ていて歯痒かったですね。
FWは劣勢、との判断からかキックを多用していましたが、両ウイングがHurricanesの方が優っていたため、逆効果になっていたように見受けました。

SRのFacebookも絶好調だったラウマぺフォーカスです。
Bluesはロビンソンに加えソツツを怪我で欠き、さらにウイングのクラークとここまでチームにモメンタムを与えてきたメンバーがいなかったのが痛かった気がします。

2戦目、Chiefs vs HighLanders。
ここまで勝ちのない地元Chiefs、前半3本立て続けに取り今日こそは、という展開です。
ディフェンスはHLの方が出足がいいので、後半に入りChiefsが差し込まれる場面が増えて来ました。
ベンチメンバーもフレッシュなナレキを投入するHLに対し、獅子奮迅のブラッドウェバーやソワクラを下げざるを得ないChiefs。
バタバタしているうちに5点差となり、初戦に続く逆転負けとなりました。
Chiefs、先行逃げ切りのシナリオが思うように行かなかったように見えます。
ちょっと苦しいですね。

しかしとにかくスーパーラグビーは面白い。

NZ協会は21年度、南ア、アルゼンチンを除いた形でのスーパーラグビーの後継モデルを検討中、とのことで南半球という括りに慣れていた者にとってABsの強化に繋がるのかのみが気になるところですが、新リーグ、日本チームの参加も含めて期待したいところです。

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