2020-07-26

Higher Place

アオテアロア、第7節。
Crusaders vs Hurricanes、Blues vs Chiefs。

土曜日は首位Crusadersと上り調子のHurricanes。
いやはや凄まじいゲームでした。
チーム力ではCrusadersが上なんでしょうが、ブランドンエノーとデビッドハビリを怪我で欠きその影響がどう出るか、というのがゲーム前の注目点。
それでもCrusadersの層の厚さを鑑みると何ちゃないことのようにしか思えません。
とは言えHurricanesはコールズを怪我で欠くもののノリノリの選手が多く、ラインアップのマッチアップで見ると互角と感じます。
このゲーム、Hurricanesのディフェンスが切れなかったことがキーだったと思います。
ラウマペの負傷退場やモウンガの個人技による再三の崩しなど、チームとして切れそうな場面はいくつかあったんですが、ラッシュアップディフェンスとディフェンスディシプリンは最後まで続いていましたね。
フッカーのアウムア、いいです。
FWとしての強さに加えウイング並みのスピードでライン側を駆け抜け、当然のようにブレイクダウンでも活躍と、万能ぶりを発揮しています。スクラムの強弱はよくわかりませんが。
Hurricanesノリノリのラウマぺとウマガジャンセンの負傷退場が気になります。
特にラウマペはちょっと酷そうな感じでした。
しかしこれでアオテアロア、ますます面白くなって来ましたね。


翌日曜日、Blues vs Chiefs。
これまた最後の最後まで息が抜けない凄いゲームでした。
4点差でBluesの勝利。
土曜日のゲームで村上さんがこのアオテアロア、毎試合激しすぎて選手から勘弁してくれ、との声が上がっているとの話がありましたが、確かにそのとおり。
毎試合出る主力メンバーの退場、この日もトライ後のChiefsアライマロにクラークがチャージしてアライマロが肩の負傷で退場となりました。
悪意があったものには見えませんでしたが、アオテアロアでの勝ち残りとABs選抜への道を賭けた戦い、どうしてもスーパーハードになってしまうんでしょうね。

このゲーム、約1年ぶりの10番で出たボーデン。
ボーデン、やはりボールタッチが多い10番がいいと思います。この日はキックも3/3だったし。
ただ前目に速いパスを放るボーデンにBluesメンバーのタイミングが合っていませんでしたね。
今後ABsのセレクトがどうなるか楽しみです。

ちっちゃい画面で観ていても力が入りました。
やはりスーパーラグビーは面白い!!

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