2023-05-07

Springtime

春といえば筍ですな。

自分で調理するのはなかなかかったるいので、日頃は成城石井で土佐煮を買って堪能していましたが、今年はラインアップから無くなってしまったようなので、では外で食べようと思い南青山に行きました。

店が18時からなので前にイベント入れて、と国立新美術館に行きました。

上野の西洋美術館は何度か行ったことがあるのですがここは初めてです。

黒川紀章氏の設計だそうで、ガラスのカーテンウォールと逆円錐形のオブジェというか柱というかが特徴的です。
建物自体も一つの作品であり入館するだけでしばし現実と切り離させてくれます。

今回の目的は「ルーヴル美術館展 愛を描く」

愛、とか言われると少々気持ちが悪いのですが、本場のルーヴルは流し見だったので改めてじっくり見て何か感じることでもあれば、との若干のリベンジ含みです。

神話の知識がないのでどうも神話系の作品にはピントが合いません。

アモルとプシュケ または アモルの最初のキスを受けるプシュケ

随所のタイトルにある または になんやねん!と突っ込みたくなります。
後年タイトルが付されているケースが多いということが理解できました。
あと愛の神はアモルなんですね。アモーレ!の語源でしょう。説明にキューピッド、とあり感覚的に理解ができました。

アポロンとキュパリッソス
アポロンは光明、医術、音楽、予言を司る神。手前も男性だそうです。

撮影可能だったのはこのブロックのみだったので似たような作品が二つになりました。
他にも神話から離れた宮廷社会など現実世界の恋愛をテーマにしたものも多くあり、そちらの方がピントがあったかな。

いずれにせよしばしの隔世間を味わい心の平安を取り戻しました。

美術館で約2時間過ごしましたが筍までまだ少々時間があったので、予定通りよなよなビアワークスで準備運動。

小一時間軽めのアップをしていと家へ。

筍中心に食べようと思ったのであえてコースにはせずにアラカルトにしました。
そこそこ注文を終えた後の充実したお通し。

「うち結構お通し充実してますよ」と言ってくれるとよかったのに、と貧乏性丸出しの感想を持ってしまいました。

それだけどれも美味かったんですよね。

季節の野菜の炊き合わせ


目的の筍ご飯

筍ご飯は上品な味わいでした。
土鍋で炊いているのでおこげがバッチリ付いていてツレも喜んでいました。

どれも美味かったんですが、欲を言えば筍料理がもう少し多いとよかったかな。
コースだとそれぞれ筍が入っているようでしたが、筍を味わう、というより筍が入った料理、という感じだったのであえてアラカルトにしたのですが意図と違いました。
事前に確認をしておけばよかったね。

冬は蟹と季節に応じた食材をメインにやっているようなので折りを見てまた来たいと思います。
秩父宮が近いのもいいね!

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