2021-08-01

Every Now And Then

今週もいろいろありました。

まずはオリンピック。
男子決勝はフィジーとニュージーランド。
惜しくもニュージーランドは敗けてしまいました。
フィジー強かったですね。

アタック中心のチームでディフェンスに難ありかと勝手に思っていたのですが、個々が確実に相手を止める強さがあり、組織的にも乱れることがなく隙がありませんでした。
ニュージーランド、ワイドに振って1本返してここからいけるか!と思いましたが、ミスも続き攻めあぐねていましたね。
セブンですが精度の高い戦術・組織プレーは当然の条件で、また個々の強さ、速さが勝敗を分けるようになっていると感じました。
こうなると日本は本当に厳しいですね。
強化についてどういう方向になるのでしょうか?
少なくとも現状国内リーグのチームに籍を置いてセブンをやる、ということでは発展はなさそうです。
難しいと思いますが、協会が選手とプロ契約を結んでワールドシリーズでの活動で飯が食えるようにする、というあたりが1歩目かな、と思います。
その為には国内でのラグビーの認知度や再度ワールドシリーズを国内に誘致するとかいろいろ課題がある気がします。
セブンズ強化にとって東京オリンピックは千載一遇のチャンスだったのですが、残念ながらこのカードはもう使えないので別の方法を考えないといけないですね。
強化をするのか否かからのスタートになるのでしょう。
個人的にセブンズの観戦は非常に好きなので15人制と合わせて盛り上がって行って欲しいと思っています。

さて、女子の方はニュージーランドが金メダル獲得です。

ニュージーランドとフランスの決勝でしたが、点差ほどの危なげなさは感じませんでした。
それというのも準決勝のフィジー戦が延長までいく正に死闘だったので相対的に、ということなのかもしれません。
男子と女子を見ていて正直女子の方が面白かったですね。
男子はフィジカル中心のアタックが中心になっていましたが、女子の方はワイドなパスやクロス、ループなどでスペースを作ってそこからラインブレイクをしてトライを取っていくような組織的な展開が多く見られました。
いずれにせよこの猛暑の中、お疲れ様でした。
蛇足ながら男子の決勝は現地観戦の予定だったのですが、残念ながらそれは叶わず。
まあ、現在の感染状況を鑑みるになんの異論もありませんけどね。。。

さて話は変わってB&ILの対南ア2戦目。

1戦目に輪をかけてつまらないゲームでした。
ライオンズは昔の大学ラグビーの様なハイパントのみの何の工夫もない戦術。
ボクスもそこまでではないですが、キック中心のよく言えば手堅い戦術。
しかしそれ以上に気分が悪かったのが南アのディレクターオブラグビーのラシーエラスムスの品のなさ。
ディレクターオブラグビーなんて肩書きにはろくな人がいませんね。

SNSで1戦目のレフリーのジャッジに対する異論を唱えたり、ゲーム中ウオーターボーイに扮して選手に逐一指示をしたりと常軌を逸した行動が目につきます。
レフリーのジャッジについてテストマッチ期間中に声を上げれば、以降のジャッジに影響が出る可能性が高くやるべきではないと思います。
レフリーへのリスペクトを大いに欠く行為だと思います。

またグラウンドレベルので指示もラグビー本来の姿からすると大きな違和感があります。
何らかの指導がされて欲しいなー。

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