2023-07-02

Home Sweet Home

従兄から久々に連絡があり、福島の伯母&叔母がこっちに来るので鴨川で集まろうとのこと。

お袋は親父の介護が始まってから全く家を空けることができなかったので、よっぽど久々の外泊だと思います。
楽しみと若干の不安があります。

当日は俺だけ別で現地集合となりました。

せっかく鴨川に行くのできっと魚介がうまいのであろう、といくつか候補を見繕って行きましたが、11時台だというのにどこも長蛇の列です。
このままではすき家で妥協しそうなところ、通りがかりの、人が外まで溢れていない広めの食堂に入りました。

地魚丼。

奥ははまちのような。。。地魚かな??

チェックインまで時間があるので「鴨川」「観光」でググり時間潰し。

大山千枚田。

自然と人の営みが見事に融合した荘厳な光景でしたが、折りからの嵐のような悪天候と畦の雑草と若い稲のギャップがなく緑一色だったのが少々残念だったかな?
ネットで写真を見ると田植え前の水面と畦、もしくは秋の稲穂と畦、などコントラストが強調されるとより荘厳さが増すようです。
ただ引水は雨水のみであったり、そもそも機械で大量収穫ができない棚田はその存在だけで感動を覚えます。
時間潰し、との暴言は撤回。いいものを見させていただきました。

仁右衛門島

ただ遠目に見ただけですが、小舟で上陸できるのだそうです。
上陸すると面白そうです。

と、そんなこんなでメンバー集合し晩御飯。

名幹事の従兄が手配してくれたうおまさ

なかなかのボリュームです。
セブンティファイブオーバー(刻む!)のおばさん達は食べられるのでしょうか?
俺は夜は量食べず飲むのがデフォルトなので少々逡巡しましたがこの日は飲んで食べました。

個人的にあまり過去の話をするのは好きではないのですが、今回だけは意図的に過去の話を出しまくりました。
俺の記憶にある精一杯の祖父祖母(おばさん連中の親)の思い出。
夏休みの田舎の思い出。祖母が作ってくれたご飯。
従姉妹達との思い出。などなど。

普段あまり聞こえないせいもあるのか、俺の話が通じないことが多くなってきたお袋も席が離れていたのにも関わらずしっかり噛み合って会話に参加してきます。
なんか不思議な感じ。なんか元気だな。
後で聞いたらボリューム満点の上記セットも結構食べたみたい。
変化がないと衰えちゃう、最近の記憶はすぐ薄れるけど昔のことは焼き付いている、両方かな。

酒飲みが3人固まった席だったので途中で黒霧ボトルにチェンジ。場の盛り上げと自らの欲求のバランスが崩れ、スマホを忘れて行ってしまいました。
年上の従兄に回収させる失態。
そんなに酔っていた訳ではないんですけどね。

非常に実り多い一泊でした。
人付き合いを意図的に狭めている中、親族とここで再度近しくなれた、ということは俺にとって大きな意味がありました。

0 件のコメント:

コメントを投稿